ドライマウスの場合、舌が痛くなってしまうことはありますか?
ドライマウスが原因で舌がひりひりしたりひび割れてしまうことがあります。
口腔内の乾燥、もしくは唾液が少ないことによって舌が乾燥してしまい、これらの症状になってしまう恐れがあるのです。
ドライマウスは乾燥するだけではなく痛くなってしまうこともあるんですね…
そうですね。
また、その他の症状には食事がしにくくなってしまう、喋りにくくなる、口臭がするなどの症状もあります。
「口の中が乾燥する」という言葉だけでは想像がつきにくくなってしまうでしょうが、私生活において様々は障害を伴ってしまうのがドライマウスなのです。
ドライマウスにならないためにはどうすればいいのでしょうか?
あごや舌をよく動かすと唾液が分泌されやすくなります。かたい物をよく噛むとよいでしょう。
また、酸っぱい物を食べることで唾液が出やすくなります。
ドライマウスの原因のひとつにも挙げられているのは「ストレス」です。
リラックスをすると唾液が分泌されやすくなるので、緊張やストレスをなるべく解消できるようにしましょう。
これらが身近にできるドライマウスの対策です。
ですが、ドライマウスの原因次第ではこれだけでは予防できないこともあります。
その原因とはどのようなものですか?
服用している薬の副作用でドライマウスになってしまう場合があります。
ドライマウスになってしまったからと言って、処方された薬を飲まないわけにはいかないかと思います。
なので改善するにはその薬の処方が終わるまでは難しいでしょう。
もうひとつの原因は疾患によるものです。
ドライマウスになってしまう主な疾患は、糖尿病や脳卒中、シェーグレン症候群などがあります。
シェーグレン症候群とはどのような病気なんでしょうか?
シェーグレン症候群とは、涙腺や唾液腺などの外分泌腺が炎症を起こしてしまい、分泌機能が低下してしまう自己免疫性疾患のひとつです。
つまり、涙腺や唾液腺からの分泌量が減ってしまい、目や口が渇いてしまうということです。
そのような病気があるんですね。
自分がドライマウスかどうか自覚していないので一度歯医者に相談してみることにします。
ドライマウスの自覚症状には正常でも起こりうる症状があるので確信するのは難しいですね。
心配な方は一度歯医者で検査を受けてみましょう。
そうします。
ありがとうございました。